インターボルト(InterBolt)- 軸力監視ボルト 製品・サービスのよくあるご質問
インターボルトの対応ボルトサイズは?
インターボルトの標準的なボルト径サイズはM24 (または同様のインチサイズ) からです。特注サイズでM10 以上のボルトも製造できます。ボルトサイズの上限はありません。技術相談などお問い合わせください。
(株)日本プララド TEL:078-967-3556
どのような締め付け工具を使用できますか?
インターボルトはトルク工具や軸力工具を含むすべての一般的な締め付け工具が使用できます。トルク管理工具でもインターボルトタブレットで締め付けている軸力値(kN)を見ながら締め付け作業ができるので正確な軸力管理ができます。通信キャップのクリアランスが不十分な場合は、締め付け工具の使用時に通信キャップを取り外すこともできますが、ほとんどの場合で外す必要はありません。
通常の納期はどれくらいですか?
ボルトサイズとインターボルトの数量に応じて異なりますが、およそ35日~45日程度です。
インターボルトセンサーを埋込むとボルト強度が損なわれますか?
インターボルト技術を組み込むには、ボルトに非常に小さな凹部加工とゲージピンを挿入します。ボルトのシャンク部(ねじが切られていない円筒部)に加工が施される場合はボルト強度は変わりません。ねじ部に加工が施される場合はボルト強度が多少低下します。(例:M36=約2%、M24=約4% 程度)
インターボルトは第三者機関から承認されていますか?
インターボルトは「DNV-GL」の認証を受けています。
DNVはノルウェーに本部を置く世界的な第三者認証機関で、認証サービスは世界で80,000件の実績で世界トップ3を占める認証機関。DNVはグローバルスタンダードの先進国である欧米においてトップシェアを誇るなど、国際的に認められたISO9000シリーズの第3者認証機関です。
DNVについて
バッテリーの寿命はどれくらいですか?
インターボルトのバッテリー寿命は10~15 年です。バッテリーは黄色の通信キャップに組み込まれており、ボルトを外すことなく簡単に30秒以内に交換ができます。
インターボルトのセンサーの荷重範囲はどれくらいですか?
インターボルトの荷重範囲は、ボルトの降伏点の90%までです。ボルトが弾性域の範囲内で締め付けられている限りボルトの再利用は可能です。
リモートモニタリングはどのように機能しますか?
インターボルトゲートウェイ(受信機)は、インターボルトをリモートネットワークに接続するために使用します。ゲートウェイはセンサーのワイヤレス範囲内に配置する必要があります。インターボルトによって送信されたデータは、インターボルトゲートウェイによって受信され、その後リモートストレージ、分析、および視覚化のためにインターボルトクラウドシステムに転送されます。
詳細はWebサイトの「軸力リモートモニタリングページ」をご覧ください。
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LEDインジケーターの色はどのように表示されますか?
インターボルトのLEDインジケーターの色表示 | |
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ライトの色表示 | ボルトの状態 |
赤 点滅 | ボルト軸力が低すぎます。 |
緑 点滅 | ボルト軸力が目標範囲内です。 |
赤 / 緑 が交互に点滅 | ボルト軸力が高すぎます |
赤点灯 | ボルト軸力が耐荷重(降伏点)を超えており、強い締め付けで塑性変形が生じて元の形状に戻らない状態。ボルトが永久的に伸びる可能性があります。 |