ボルトの焼付き(かじり)とは?
ステンレスのボルトとナットを締め付けると、ネジ部分で摩擦熱が発生する。その熱によってネジ部分が膨張し、雄ネジと雌ネジが密着して動かなくなる状態を【焼き付き(かじり)】と言う。
ボルトがナットのネジ穴に斜めに組み込まれることやネジ部の表面粗さが大きいことに要因がある。
また熱伝導率が小さく、熱膨張係数が大きいなども要因となる。
締付トルクによっては、ボルトが折れることもある。