ボルトテンショナーの仕組みと構造

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ボルトテンショナーの仕組みと構造図

ボルトテンショナーの仕組みについて(質問)2分で分かるボルトテンショナーの動画(回答)

ボルトテンショナーとは、油圧の力でボルトを引っ張り締め付ける軸力管理の油圧工具です。ボルトをねじらず引張荷重をかけて締め付けるため、トルク締めのようにネジ部や座面との摩擦の影響がありません。
トルク管理のように軸力を得る代替手段ではなく、ボルトへ軸力をかけて「軸力を直接管理できる」ので締め付け軸力値のコントロールができ、正確にボルトを締め付けることができます。使用するには専用の高圧油圧ポンプと油圧ホースが必要です。

ボルトテンショナー(油圧テンショナー)の仕組み説明。油圧の力でボルトを引っ張ります。

ボルトテンショナーのシールとピストン

ボルトテンショナーの新ピストン・シール旧ピストン・シール

  • ボルトエンジニアのピストンシールは「自己潤滑性シール」です。結晶性の度合いが高い樹脂のため摩擦係数が極めて小さく、ほとんど磨耗しません。このような性質を自己潤滑性と言い、ボルトテンショナーの繰返しピストンとなめらかな摺動性を実現しています。

  • シールはコンポジット材を使用し、非常に高い耐摩耗性で長寿命です。

ボルトテンショナーの特注製作やカスタマイズについて

ボルトテンショナーのブリッジ部(サポートスリーブ)

円形のブリッジ部(サポートスリーブ)を直線に削った加工例。

ブリッジをカットした設計

ボルトピッチが狭い場所でもブリッジをカットした設計も可能。

ボルトテンショナーでボルトの締め付け作業。(株)日本プララド

油圧ボルトテンショナーの締め付け。トミーバーで回します。

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